【成績が進路に関わる?!】早稲田本庄の定期試験と卒業論文
こんにちは!今回は前回の学校生活編の続きで、
早稲田本庄高等学院の成績・試験編です!
- 早稲田本庄の試験は大変?
- どのように対策すれば良いの?
- 留年ってなに?
今回は以上のような疑問に答えていきます!
少しでも早稲田本庄に入学したい方やもっと早稲田の附属校について知りたい方のタメになれば幸いです!
(※あくまでも自分が在籍していた数年前の話なので、現在と細かい部分で多少違う部分があると思いますが、あらかじめご了承ください。)
気になること、質問等あれば気軽にコメントへお願いします。
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成績
まず、学部選択に関係する要素として各科目の成績と卒業論文の成績の2つがあります。
各科目の成績•••3年間の全ての科目の成績の平均を出した値
卒業論文の成績•••3年次の際に書く卒業論文の成績の値
上記の2つの値を足し合わせた値が自分の最終的な成績となり、同じ学部を志望する生徒の中から成績の高い順に選ばれ、自分の第一志望に進学することができるというシステムです。
定期試験
つまり、各科目の成績というものが学部進学に非常に大きく関わってくるわけです!
基本的に各科目の成績というのは•••
中間テスト+期末テスト+平常点
によって決まります。
合計点は100点です。
中間テストは基本的に基礎科目(国、数、英等)しかなく、期末テストは副教科(家庭科、保健、情報等)も含め、全ての教科で実施されます。平常点は主に宿題などの提出物や出席なので、平常点で差がつく事は少ないです。
早稲田本庄の定期試験は
非常に難易度が高いわけではないですが、一学期を通して全ての授業内容が出題されるため、暗記する量が膨大な量となります。
そのため、ただ闇雲に暗記をして試験に向かうのは、非効率であり、時間を無駄にします。
全科目90点以上を取った成績優秀者は学校から奨学金が出るとの噂も?!
自ら学び、自ら問う
これは早稲田本庄高等学院の非常に重要な教育理念の1つです。
早稲田本庄は附属校であるため、多くの学生が通る大学受験という関門を通りません。
その分、学習面に関してのプレッシャーは他の学生よりも少ないです。
そのため、時間に余裕があり、自由も与えられます。
その与えられた自由の中で自分が何ができるか、ということを常に自分に問い、考えて行動しなければなりません。
勉強をしなさいとプレッシャーを与えてくれる人はいないと思った方が良いです。
あくまでも、試験勉強等の学習面は自主的に、能動的に行いましょう。
以上を踏まえた上で、どのように試験に臨めば良いか、自分の経験を踏まえてお伝えします。(あくまでも、参考程度に)
定期試験の極意
早稲田本庄の定期試験で良い点数を取り、第一志望の学部に行くための三か条は•••
- 授業を聞くべし!
- まとめノートを入手するべし!
- 過去問を入手するべし
の3つの方法を心がけましょう!
1.授業を聞くべし
当然のことのように聞こえますが、授業をしっかりと聞きましょう。
早稲田本庄のテストは基本的に先生が授業内で扱った内容しか出題されません。
特に理系科目については、暗記だけでなく内容理解が非常に重要となるため、日頃の授業で蓄積された練習量等が後々テスト前に役に立ちます。
主に男子生徒を中心に本庄生は1週間前になり、危機感を感じ追い込まれないと、試験勉強に取り組めない生徒が多いです。
そのような生徒と差を開くためには日頃の小さな努力が非常に有効です。
定期試験は耐久戦です!
コツコツと努力を積み重ねましょう!
2.まとめノートを入手するべし
早稲田本庄の定期試験は団体戦です!
期末テストは14教科程度試験があるため、試験範囲が膨大な量になります。
苦手な科目ばかりに時間を取られると、他の科目に手が回らなくなるため、友達に苦手な科目のまとめノートをもらうことが最善策です。その見返りとして、自分の得意な分野を教えてあげるなどして協力しましょう。
まとめノートを自分なりに工夫して改良し、連想ゲームのように頭の中で整理することがコツです!
学年に何人かはまとめノートを作っている女の子がいるので、どうしても勉強時間が足りなくなった男子は土下座してノートをもらいましょう。
(ノートを売ってお小遣い稼ぎをしている生徒もいます。)
早稲田本庄では横のつながりが非常に重要です。
3.過去問を入手するべし
横のつながりとともに縦のつながりも重要です。
早稲田本庄の専任の先生はほとんど変わることがありません。
同じ先生が20年、30年と同じ科目を教えていることが多いです。
そのため、試験問題の傾向も似ており、過去問を使用することで、試験に出そうな範囲を分析することができ、これが非常に高得点を取るには有効な方法です。
早稲田本庄の定期試験は情報戦です!
そのため、部活等を通して代々引き継がれてきた過去問を先輩から入手すると、
他の生徒より有利に試験勉強に取り組めること間違いないです!
使い終わった過去問は必ず伝統として自分たちの下の代に引き継ぎましょう。
留年
自由な校風で全員がそのまま早稲田大学に進学できるなんて最高じゃん!!と思ったそこのあなた!
早稲田本庄では毎年5人程度留年者が出ます...
早稲田大学の附属校であるということで、全ての卒業生が早稲田大学に進学できます。
そのため、非常に厳しい進級基準が設けられています。
1.学年平均60以上で50点未満の科目が1以内であること
2.学年平均65以上で50点未満の科目2以内であること
3.年間を通じて換算欠席日数が10日未満であること
この3つの条件のどれか1つに当てはまってしまうと、留年という扱いになり、
もう一度その学年をやり直すか、退学するかのどちらかになってしまいます。
※2度連続同じ学年を留年することは許されておらず、強制退学となります。
ただし、違う学年で留年することは許されているため、最大で6年間在籍することができます。
そのため、基本的には全ての科目て成績が60点以上でないと進級することができません。ただ、苦手科目でどうしても50点未満のいわゆる赤点を取ってしまっても許されるという条件になっています。
例えば、数学が非常に苦手な生徒が数学1と数学Aの2つの科目で成績が45点であっても、他の科目でカバーし、全ての科目の成績平均が65点を超えていれば進級できるわけです。
早稲田本庄の先生方は比較的に留年に楽観的な方が多く、留年をしたとしても学院でたくさんの経験を積んで卒業すれば良いというポジティブな考え方をすると良いかもしれません。
進級をあまり気にせずに、自分のやりたいことに没頭できるところが早稲田本庄の非常に良い点だと言えます!
とはいえ、留年しないことが一番ではあるため、しっかりと準備した上で試験に臨みましょう!
卒業論文
そして、卒業そして学部選択へ通らなくてはならない難関の卒業論文が3年次の冬に本庄生を待ち受けています。
卒業論文の要件は2万字以上です。
論文など一切書いた経験がない高校生にとって、2万字の論文を書くことは非常に難しい課題と言えます。
早稲田本庄には様々な方向で研究を続けていらっしゃる先生方がおられるため、
生徒は自分の興味がある分野の先生に付き、先生と二人三脚で卒業論文を書き上げます。
例えば社会科の分野であっても、宗教や日本史や世界史や政治経済等沢山の選択肢があるため、基本的にどんなことをテーマに論文を書いても許されます。
自分は提出期限のギリギリまで論文の作成に取り掛からなかったため、非常に苦労しました。
3年次の冬に提出なので、夏休みからテーマをしっかり決め、何度も担当の先生と面談を行い、添削をしてもらうことが良い卒業論文を書き上げるコツです。
高校で卒業論文を書くことができるのは本庄ならではの経験になると思います。
大学に進学すると毎授業レポートを書かされます。
その際、レポートの基本的な書き方や問題提起の方法や仮説の立て方や引用の方法等、他の学生がほとんんど知り得ない知識を高校の段階で得ることができ実際に使用することができるのは非常に貴重です。
いかがでしたでしょうか?
いかに効率よく定期試験を乗り越えられるかは本庄生にとって非常に重要なスキルです。万全の対策をとって試験に臨みましょう!
次回は早稲田本庄の進路編です!
まだまだ早稲田本庄について知りたい!という方は
下記の記事にまとまっているので是非ご覧ください!