【完全まとめ】早稲田の栄光奨学金とは! ~早稲田の留学の奨学金のご紹介~
今回の記事では、早稲田の留学の奨学金の1つである、『早稲田の栄光奨学金』についてご説明させていただきます!
とても魅力的な奨学金の1つなので、応募要項を熟読して、逃さないようにしてくださいね!
- 早稲田の栄光奨学金とは?魅力は?
- 早稲田の栄光奨学金の応募要件は?
- 早稲田の栄光奨学金の支給額は?
- 早稲田の栄光奨学金の採用者数は?
- 早稲田の栄光奨学金の採用決定時期は?
- 早稲田の栄光奨学金の受給者の義務は?
- 早稲田の栄光奨学金の留意事項!
早稲田の栄光奨学金とは?魅力は?
早稲田大学留学センターが掲載している募集要項には以下のように書かれています。
この奨学金は、経済的な理由で海外留学が困難である学生を対象に、留学の出願前に選考から 結果発表まで行う給付型の学内奨学金です。 奨学金を見込んだ留学費用の資金計画を可能にすることによって、より多くの学生に留学を実 現してもらうことを目的としています。
留学の最大の懸念材料は、その高額な費用だと考えています。物価が高いアメリカやヨーロッパに留学してみたいけど、費用が高すぎて我が家には厳しいなあ。と諦めている学生さんも多くいると思います!自分も、裕福な家庭ではなかったため、留学したいけど諦めなきゃいけないかなと思っていました。しかし、人生で1度あるかないかの留学のチャンスを、たったお金という問題で逃すのは、ものすごくもったいなって感じました。そこで出会った奨学金が、『早稲田の栄光奨学金』です。
この奨学金の最大の魅力は、『留学先が決定する前に、採用が決定すること』です。留学先が決定する前に、どれだけの支援を頂けるかということを明確化することができます。これによって、例えば、こんな問題を解決することができます。留学を申請する前に、CSプログラムのこの大学にどうしても参加したいけど、費用が高くて無理だなあと考えていたとします。しかし、留学先の志望を早稲田大学に提出する前に、この奨学金の採用が決まっていれば、そのどうしても参加したいプログラムを、志望の1つとして提出することができます。
ほとんどの学内、学外の奨学金は、留学先が決定していないと、応募できなかったり、支援をいただけなかったりします。これらのデメリットは、奨学金に採用されなかったときに、莫大な借金を抱えながら留学をすることになるかもしれないという懸念があります。また、のちのち採用されたとしても、留学中に援助をいただけず、借金をするかもしれないという不安と隣り合わせな日々を過ごさなくていいことになります。
そういった面で、『留学先が決定する前に採用が決定する』ということは、非常に魅力的ですし、他の留学奨学金にはない、メリットだと強く感じています。
自分の場合ですと、留学の目的は英語力の向上が1番に来ていました。しかし、アメリカやイギリスは物価が高くて有名で、費用面でどうしても難がありました。留学を諦めるか、物価の安い所にしようと正直考えていましたが、『早稲田の栄光奨学金』の採用が決定したことによって、アメリカの交換留学が実現いたしました。そういった意味では、非常に感謝している奨学金になります。
早稲田の栄光奨学金の応募要件は?
応募するためには、以下の全てを満たす必要があります。
①日本国籍を有する者または永住権(特別永住含む)を有する者
②留学センターが募集する、大学協定間によるDouble Degree Program(DD), Exchange Program(EX), Customized Study Program(CS)で半期以上留学する者
※箇所間協定による留学プログラムは対象外
③最も所得が多い方の所得証明書記載の収入、所得金額の収入が以下のもの。
☞ 給与年金収入額(課税前)が、800万円未満のもの、その他の事業所得金額が350万円 未満ものが対象になります。複数収入所得がある場合は、合算して総合的に判断します。
④学業成績が優秀なもの
応募要件に関しては、そこまで厳しくありません。実質、収入所得が800万円未満のご家庭の方は、応募することができるといっていいでしょう。④の学業成績が優秀なものに関しては、応募した後に、所得なども含めて総合的に判断すると思われますので、応募する段階では、そこまで気にすることではないと思います。
早稲田の栄光奨学金の支給額は?
半期留学が50万円、1年以上の留学が110万円です。
※奨学金申請時に半期留学を希望していた場合、1年以上の留学プログラムに参加することになっても、支給額は半分のままなのでご注意ください。一方奨学金申請時に1年以上の留学プログラムを希望していて、半期留学に参加するとなった場合には、支給額は半額となります。
早稲田の栄光奨学金の採用者数は?
具体的な採用数は明言しておらず、若干名となっております。
早稲田の栄光奨学金の採用決定時期は?
秋出発の場合ですと、採用決定時期は、例年9月後半から10月前半です。留学先が決定するのが12月ということを考えると、この奨学金の採用決定の早さを改めて実感できると思います。
早稲田の栄光奨学金の受給者の義務は?
早稲田の栄光奨学金の受給者には、いくつかの責務があります。1つ目は、途中経過報告書を提出するということです。半期プログラムの場合は、留学開始2か月後に、1年以上のプログラムの場合は、半期終了後に、提出します。自分の時は、ワード形式で、A42枚程度で報告書を書かせていただきました。自分の留学を振り返るいいきっかけにもなると思います。
2つ目は、留学後、留学センター主催の留学イベントでの発表や、広告媒体への寄稿に協力を依頼されることがあります。自分の場合、早稲田の栄光奨学金のポスター作製の際に、100文字程度ではありますが、寄稿を依頼されました。
早稲田の栄光奨学金の義務はたったこれだけです。110万という相当な支給額にしては、少ないほうだと感じています。
早稲田の栄光奨学金の留意事項!
- 早稲田の栄光奨学金に採用決定後、学内選考で、DD,EX,CSでの留学候補者として決定されること。留学先大学から受け入れ許可証が発行され、留学を開始することで、正式な採用者となります。
- 奨学金申請時に志望していた大学と、実際の留学先の大学が異なる場合でも、留学金は支給されます。
- 辞退者が出た場合は、補欠採用者が出る場合があります。
- この奨学金は、学内奨学金(日本学生支援機構を含む)および、トビタテ!留学奨学金JAPANとの併給はできません。その他、学外の奨学金との併給の可否については各自ご確認ください。
希望していた大学と異なる大学に留学先が決定した場合でも、この奨学金の候補採用に選出されていれば、支援をいただけるというのが、この奨学金の良いポイントだと思います。
デメリットとしては、学内奨学金およびトビタテ!留学JAPANとの併給ができないということです。学内奨学金の中には、早稲田の栄光奨学金よりも多くの金額を支給してくださる奨学金も、僅かですがあります。それを受け取れなくなるかもしれないというのが、1つ目の欠点です。また、トビタテ!留学JAPANに関しても、留学先の地域によりけりですが、月々16万円+準備金25万円を支給してくださります。そのチャンスを逃すというのが2つ目の欠点です。ただ、基本的に、1年で110万円は、留学の奨学金のなかでも、相当良い部類に当たると思います。