【進路選択で絶対に注意すべき3点】早稲田本庄生の進路
こんにちは!今回は前回の学校生活編の続きで、
早稲田本庄高等学院の進路編です!
- 早稲田本庄生はどのように進路を決めるの?
- どこの大学に進学するのか?
- 早稲田大学のどの学部に進学するのか?
- 自分の行きたい学部に行ける確率はどのくらい?
- 学部を決めるときに気をつけるポイントは?
以上のような疑問に答えて行きます!
成績編をまだ読んでいない方はまずこちらを読んでから、この記事を読んでください!
少しでも早稲田本庄に入学したい方やもっと早稲田の附属校について知りたい方のタメになれば幸いです!
(※あくまでも自分が在籍していた数年前の話なので、現在と細かい部分で多少違う部分があると思いますが、あらかじめご了承ください。)
気になること、質問等あれば気軽にコメントへお願いします。
オフィシャルな情報が欲しい方はこちらへ!
早稲田本庄生の進路
早稲田大学本庄高等学院は早稲田大学の附属校です。
早稲田大学の附属校は早稲田大学本庄高等学院と早稲田大学高等学院の2校しかありません。
そのほかの早稲田実業学校、早稲田高等学校、早稲田渋谷シンガポール校、早稲田摂陵高等学校、早稲田佐賀高等学校は全て早稲田大学の系属校となっています。
附属校と系属校の大きな違いは、全ての卒業生が早稲田大学に進学できるか否かという部分にあります。
そのため、早稲田本庄生は2回連続で留年さえせず、しっかりと卒業することができれば、無事全員早稲田大学に進学できます。
(留年に関しては前回の記事に詳しく説明しているため、前回の記事をご覧ください)
ただし、前回の記事にも述べたように、学部選択は成績順で行われるため、成績が悪ければ大学には進学できるものの、進路を選択する際、自分の行きたい学部に行ける可能性が低くなります。
進路先
近年の卒業生の具体的な進路先は以下のようになっています。
学部名 | 進学者数 | ||
年度 | 2019 | 2018 | 2014 |
政治経済学部 | 73 | 77 | 72 |
法学部 | 44 | 47 | 46 |
商学部 | 32 | 34 | 31 |
社会科学部 | 20 | 20 | 17 |
教育学部 | 22 | 20 | 42 |
文学部 | 11 | 20 | 17 |
文化構想学部 | 24 | 16 | 17 |
国際教養学部 | 11 | 10 | 15 |
スポーツ科学部 | 3 | 6 | 2 |
人間科学部 | 3 | 2 | 0 |
基幹理工学部 | 30 | 37 | 30 |
創造理工学部 | 23 | 27 | 28 |
先進理工学部 | 22 | 23 | 22 |
合計 | 318 | 339 | 339 |
外部進学 | 5 | 1 | 0 |
約99%の卒業生は早稲田大学に進学しますが、毎年数名は海外の大学、医学部あるの大学に進学する、外部受験を選択する生徒もいます。
基本的に各学部に進学することのできる人数は上限が毎年決まっているため、毎年の各学部への進学人数は上の表とほぼ変わらないと思っていただいて結構です。
- 本庄生に人気な学部の順位(あくまで経験に基づく仮説です、理系学部は除く)
政治経済学部☞法学部☞商学部☞社会科学部☞国際教養学部☞教育学部☞文学部☞文化構想学部☞人間科学部☞スポーツ科学部
基本的に順位が上にある学部ほど、より高い成績が必要だと思ってもらってかまいません。
ただし毎年学部の人気は多少上下することがあります。
例えば、今年(2019年)の卒業生の法学部の進学者の最低ライン(以下ボーダーラインと表記)は社会科学部のボーダーラインよりも低いです。
つまり、今年(2019年)は例年とは違い社会科学部の人気が高かったようです。
近年では社会科学部、文化構想学部の人気が高まっており、競争が激しくなっている印象です。
理系学部進学
理系学部に関して、
早稲田本庄生の理系学生人数が多く無いため、文系学部よりもかなり高い確率で自分の第一志望の学部に進学できます。
ただし、建築学科等の人気学科は政治経済学部志望者以上の成績が必要な場合もあります。
理系学部の学部選択の際に最も注意すべき点は文理選択で理系選択をしているか否かという点です。
早稲田本庄では2年次に文理選択があり、その際に、2年次に理系を選択していた生徒は3年次に文系に転向することはできますが、2年次に文系を選択していた生徒は3年次に理系に転向することはできないという規則があります。
さらに、学部選択の際に、理系を選択していた生徒は理系学部文系学部問わず全ての学部に進学可能ですが、文系を選択していた生徒は文系学部のみにしか進学することはできません。
理系学部に進学する可能性のある学院生は、2年次の文理選択の際に慎重に選ぶ必要があります!
学院生は3年次の学部選択の際に、第1志望から第20志望まで志望することができます。
その際に三年間の成績の平均と卒業論文の成績を足し合わせた総合成績によって、学年全員の上位から順に第1志望の学部に進学可能といったシステムです。
成績が足りず、第1志望の学部の定員が満員になった場合は、第2、第3志望の学部に進学することになります。
基本的に学年の約70%の学生が第一志望の学部に進学することができます。
進路を選ぶ際に絶対に注意するべき3点
まず学部選択に関して覚えておいてほしいことは、学部選択は情報戦であるということです。
一般の学生が大学選びをするときには、「〇〇大学の〇〇学科ではこのようなことが学べるから、是非入学したい!」という風にして、やはりどのようなことが学べるのかということを基準にして学部選択をすると思います。
ただし、その学べることはただのイメージにすぎないことが多いです。
例えば、経済学部で経済を学びたいと思っていた学生が大学に入ってみたら、
「経済に関係ないような内容の授業しかない、実用的なことをもっと学びたい」といったり、「文系学部だと思ったらかなり数学を使う分野があって辛い」といった大学に入ってから分かるということが多々あります。
附属校のメリットとして、大学との距離感が非常に近いことがあげられます。
一般の学生よりもより大学のリアルな情報が手に入りやすいです!
その情報を手に入れることが非常に学部選択において重要です!
以上を踏まえて学部選択の際、絶対に注意すべき3点を紹介していきます。
1.先生や先輩から学部の実情を聞く
自分の行きたい学部、興味のある学部について知りたい場合、最も効果的な方法が早稲田本庄の先輩や先生に聞くことです。
先輩から得られる情報は最も信頼して良いと思います。
学部の雰囲気、学部の自由度、選ぶことのできる授業、授業の内容、就職先等は絶対に把握しておくべき情報です。
特に、政治経済学部や教育学部等の学部は学部内で細かい学科に分かれているため、各学科ごとでの学ぶことのできる内容が全く異なる場合があります。
そのため、これらの学部は細かい学科の情報まで情報を得る必要があります。
2.自分の成績と相談する
学部の選択は基本的に早稲田本庄での3年間の成績によって決まります。
政治経済学部のボーダーラインは約80点、法学部のボーダーラインは75点などと各学部のボーダーラインは毎年ほぼ変わることがありません。
もちろん今年のように、ボーダーラインが大きく変わる可能性があるため、しっかりと同学年の生徒や先生や先輩から情報を得ましょう。
3.ブランドに騙されない
大学は最低でも4年間在籍する必要があり、さらに学部を変えることが非常に難しいため、4年間同じような分野について学んでいく場所です。
そのため、学部選択の最も重要なことは自分の興味のある分野、やりたいことができる学部を選ぶということです。
早稲田大学の看板学部といえば政治経済学部ですが、
入学後に政治経済に全く興味がなく、自分のやりたいことができる学部では無いことに気づいてしまっては、有意義な大学の4年間の時間を棒に振ってしまい、時間を浪費してしまいます。
もちろん、18才の大学入学前に自分のやりたいことや興味のあることを見つけることは非常に難しいです。
しかし、早稲田本庄生は学院の非常に自由な校風を生かして、高校3年間を有意義に使い、一般の学生よりも多くの時間をかけてそれらを見つけることができると思います。
それが早稲田本庄の最も良い部分であり、学院生が行うべき重要なことです。
学院生は学部のブランドに騙されず、大学進学後にやりたいことをしっかりと見つけた上で、学部選択を行いましょう!
いかがでしたでしょうか?
早稲田本庄の進路、主に学部選択について紹介しました。
現役の早稲田本庄生、早稲田本庄志望の受験生は是非参考にしてみてください!
次回は早稲田本庄の入試編です!乞うご期待!
まだまだ早稲田本庄について知りたい!という方は
下記の記事にまとまっているので是非ご覧ください!